建売住宅の購入はとにかく早い者勝ち!
それだけに、焦って購入を決断しがちなところもあります。
そのため、実際に建売住宅で暮らし始めると、
- こんなはずじゃなかった!
- 建売住宅にするんじゃなかった!
- やっぱり注文住宅にしておけばよかった!
なんて思わぬデメリットが見つかって後悔することも・・・・
建売住宅の購入で後悔しないためには、こうした建売住宅のデメリットも理解しておくことが重要になってくるのです。
こちらでは、注文住宅との違いを踏まえたうえでの建売住宅のデメリットを紹介していきます。
デメリット1 建売住宅は早い者勝ち!
建売住宅の購入を焦ると冒頭のエピソードのように
あとで思わぬデメリットが見つかって後悔することもあります。
それとは逆に、建売住宅の見学後に購入に向けてじっくりと考えているうちに、他の方に先を越されてしまった・・・・
というような失敗もよく耳にします。
逆にメリットはこちらで⇩
注文住宅で早い者勝ちなのは土地のみ!
注文住宅の場合は、土地さえ契約してしまえば、それ以外の部分はじっくりと時間をかけて考えることができます。
ただ、土地に関しては建売住宅と同様に早い者勝ち!
ですが、とりあえず家のことは置いておいて、土地のことだけに集中して考えられる分、建売住宅よりは検討する項目は少なくなってくるはず!
シンプルに土地だけのことを考ればいいので、購入の決断もしやすいのではないでしょうか?
建売住宅は土地も建物も早い者勝ち!
建売住宅に関しては、土地も建物も外構も一気に契約することになります。
したがって、注文住宅の土地の購入時に比べると、どうしても検討する項目が多くなってしまいます・・・
一度にたくさんのことを考えるのは時間も労力もかかること!
しかも早い者勝ちなわけですから、急ぐ必要もあります。
ただ、大きな買い物ですから、そう簡単に決断できるものではないはず!
じっくりと考えているうちに他の人に先を越されてしまったときには、「もう少し早く決断すればよかった!」なんて後悔することもよくある話。
そのあとで他の建売住宅を見学していても、
「やっぱりあの家の方がよかったかも・・・・」なんて後悔が尾を引くことも結構あるんですよね?
そういった意味でも、早い者勝ちという側面は建売住宅のデメリットだということができます。
建売住宅の購入は、焦りすぎるのも時間をかけすぎるのも禁物!迅速かつ冷静な判断が求められる!
デメリット2 建売住宅は間取りやデザインを決められない!
間取りやデザインの自由度が高いのが、注文住宅のメリットだとすれば、
それがないのが建売住宅のデメリットだということもできます。
注文住宅は間取りや設備の自由度が高い!
注文住宅の場合はデザイン面や間取り、設備などの希望を
打ち合わせの段階で取り入れることが可能です。
建売住宅は家に合わせて生活するスタイル!
建売住宅の場合も、そうした自由度や選択肢がないわけではありません。
ですが、建売住宅を見学していて気に入らないところに手を加えたいとなった場合は、一度完成してしまっている分、リフォームレベルの大きな工事が必要になってしまうのです。
その分の費用は販売価格から上乗せされることになりますし、工期もかかることになります。
あまり現実的ではないので、その家の購入をやめるか、
もしくはその家のデメリットを受け入れて生活するというパターンが一般的です。
私たちの場合は、今は妥協しておいて、古くなったらリフォームしようと考えています。
これもひとつの楽しみだと前向きに考えています。
建売住宅の場合は、その家のデメリットを受け入れたうえで生活をしていくことに!
デメリット3 建売住宅は使わない設備が設置されていることも!
建売住宅は自分たちで設備を選ぶことができないので、
実際に暮らしてみた時に、せっかくの設備がうまく使いこなせなかったということも!
うまく使いこなせないような設備にも料金が発生することを考えると、
もったいないように感じてしまいます・・・
注文住宅は無駄な設備を省くことができる!
注文住宅の場合は、不要な設備は取り入れないという判断もできますし、
その分の費用を抑えることもできます。
一方で、抑えた分の費用を使って、必要な設備をランクアップすることもできるはず!
建売住宅は使わない設備も一緒に購入することに!
建売住宅の場合は、使わない設備にもお金はかかってくるわけですから、
どうしても、その分の無駄遣いが発生してしまいます。
それとは逆に、こっちのキッチンにしたい!と思っても、今設置されている分のキッチンの費用も支払ったうえで、希望のキッチンの費用も支払うことになるわけですからあまり現実的ではありません。
結局妥協して使い続けることになるという意味でもデメリットではないでしょうか?
建売住宅の場合は、不要な設備を省いたり変更したりことができず、さらにその分の費用も支払うことになる!
デメリット4 施工ミスや手抜きを見つけるのが困難!
建売住宅の最大のデメリットとして指摘されがちなのが、
施工時の不備やミスを見つけることが不可能だということ!
注文住宅は施工時にチェックできる!
注文住宅の場合は、着工すると、こまめに現場に足を運んでチェックすることが可能です。
設計図と違う部分をその場で指摘してやり直してもらうこともあるようです。
業者さん側にしても、施主さんの目があるときに手抜きをするわけにもいきません。
注文住宅の場合は、工事を見守ったり現場とのコミニュケーションをとったりすることで、施工ミスを防ぐことができる!
建売住宅は施工過程でのチェックが難しい!
建売住宅の場合は完成形しか見ることができません。
見えない部分に不備やミスがあることも十分に考えられるのです。
ただ、素人が現場に足を運んだところでそれを見抜けるのかというと果たして疑問ではあります。作業の邪魔にもなるかもしれません。
図面通りにできているかどうかをチェックする程度しかできないのではないかと
個人的には感じています。
デメリット5 建売住宅は似た外観の家が多い!
建売住宅の場合は、同じ建材を大量発注することで、ローコストに抑えているメーカーもあります。
なので、そのメーカーさんが建てた家は
どれも外観が似ているというのもよくある話なのです。
注文住宅は外観に個性を出すことができる!
注文住宅の場合は、隣近所の外観を見ながら考えることが可能です。
もし、隣近所がまだ空き地の場合も、
いずれそこに住む方が同じような外観に寄せてくることは考えにくいかと!
外観で個性を出せるというのも、注文住宅のメリットだということができます。
注文住宅は、外観を選ぶことができる!
建売住宅は外観だけでどこのメーカーかわかることも!
建売住宅をあちこと探していると、
外観だけでどこのメーカーかが分かるようになってくることも!
また、これはハウスメーカーさんが作った分譲地の場合に多いパターンなのですが、
住宅地全体に統一感は出すために、同じ外壁、同じ屋根材を使っているということも!
似た家がたくさんあると、それが無個性に見える方もいるかもしれませんね!
そのようなことを気にされる方にとっては、デメリットと言えるでしょう。
建売住宅の場合は、外観だけでメーカーが分かったり、分譲地内で似たデザインのものに統一されていたりすることも!
デメリット6 建売住宅はオプション工事が発生することも!
ハウスメーカーさんによって標準の設備は異なるため、
一概には言えませんが、オプション工事が発生することが多く、
その分の費用が上乗せされるというのも、建売住宅のデメリットでもあります。
注文住宅は施工時に組み込める!
注文住宅の場合は、打ち合わせの段階でこちらの希望を伝え、
必要なものを発注して施工してもらうことが可能です。
なので、完成後にオプションをつけることは少ないものと考えられます。
注文住宅は打ち合わせの段階から希望を伝えることができるので、オプションが発生しにくい!
建売住宅は引き渡し後の設置になることも!
建売住宅の場合は、購入者の生活スタイルに合わせて設備をカスタマイズできるよう、
完成時は必要最低限の設備のみで、あとからオプションとして追加するという形にしています。
オプションになるものはメーカーによって異なりますが、
例として挙げるのであれば・・・
- ウッドデッキ
- 物干し金具
- シャッター
- 網戸
- 食器洗い乾燥機
- カーテンレール
このようなものは必要に応じてオプションで設置する形となるようです。
オプションには料金が発生するため、
販売価格と諸費用にプラスしてオプションの料金も考えておかなければなりません。
また、オプションの設置が引き渡しに間に合わなければ、入居後に設置することもあります。
最初からつけておいてくれたらいいのに・・・・と感じる方にとっては、
デメリットになってしまうわけです。
建売住宅は必要な設備を選んでオプションで設置できるが、その分の費用や工期は上乗せされてしまう。
デメリット7 建売住宅は注文住宅よりも下にみられがち!
ハウスメーカーさん側からしても、同じマイホームを建てた側からしても言えることなのですが、建売住宅は注文住宅よりもランクが下に見られがちな面は確かにあるかもしれません。
ただ建売住宅はその分値段が安いのですから当然ともいうことができます。
また、決してまわりからそういう風にみられてなくても、
自分自身が他と比べて劣等感を感じてしまうことはあるようです。
注文住宅は建売住宅よりも相場がお高め!
建売住宅は注文住宅よりも下に見られる理由としては、やはり金額の面からではないかと考えられます。
というのも、やはり注文住宅の方が相場が高くなっています。
なので、ハウスメーカーさん側からしても、「注文住宅を建ててもらってなんぼ!」なところもあるはず!
それに、金額の差が見た目にも感じられる部分は確かにあります。
注文住宅は相場が高い分品質もよく、施主のこだわりも実現できるため、建売住宅よりも見栄えがよくなることが多い!
建売住宅に劣等感を感じることも!
ただ、これは個人の受け止め方次第な部分が大きいかと!
注文住宅を建てた知人と自分を比較して劣等感を感じるという方も実際にいるようです。
購入後に注文住宅との差に気がついて、購入を後悔するいうお話も!
それがエスカレートしていくと・・・・
- 建売住宅は安っぽい!
- 建売住宅はダサい!
- 注文住宅を建てた方が羨ましい!
- やっぱり注文住宅にすればよかった!
というように、劣等感や後悔が膨らんでいくという方もいるようです。
また、建売住宅を下に見てくる方に対しては、これもマウンティングのひとつだととらえておくと気が楽かも!
そんなときは同じ土俵には立たなくても大丈夫!
相手の家のことを「素敵ね!羨ましいわ!」って言っておいていい気持ちにさせておきましょう!
そんな風にやり過ごせず、注文住宅と比べて嫌な気持ちになってしまったり、
建売住宅に劣等感を抱いたりする方にとってはデメリットになってしまうことでしょう。
デメリット8 建売住宅は品質が低い!
注文住宅に比べると品質的に劣ってしまうのは、金額の差からして当然だという考え方もできるのでは?
つまり、ローコストな建売住宅なら品質もそれなりだということです。
ただ、建売住宅でも金額さえ高ければ、品質的にも決して注文住宅と劣ることはありません。
注文住宅は品質も選べる!
注文住宅の場合でも、ローコストが売りのハウスメーカーさんを選んだうえで、さらに建材や建具などを打ち合わせの段階でローコストなものに変更していけば、費用を抑えることも可能です。
ただ、費用を抑えることで品質的にも落ちることにはなりがち!
また、こだわってお金をかけて実現したい部分と、
品質が落ちることになってでも費用を抑えたい部分を選ぶことも可能です。
建売住宅の品質はお値段なり!
ローコストメーカーが建てる建売住宅は、
費用が安い分、品質もお値段なりだと思っておいた方がよさそう!
よく「賃貸と同じくらいの価格で住める!」といううたい文句がありますが、
賃貸と同じくらいの支払いで購入できるということは、
品質も賃貸住宅と同じくらいだと思っておいた方がよさそうです・・・
ただ、ハウスメーカーさんのモデルハウスを兼ねている建売住宅に関しては、
そのメーカーさんの標準のものをベースに作られていて、一部オプションもつけているこことも!
その代わり、販売価格はローコストの建売住宅に比べると高く設定されています。
そのような建売住宅に関しては、注文住宅と同品質だと捉えていいのではないでしょうか?
建売住宅のデメリットをチェックポイントに!
ここで、建売住宅のデメリットを振り返ると・・・・
- 建売住宅は早い者勝ち!
- 建売住宅は間取りやデザインを決められない!
- 建売住宅は使わない設備が設置されていることも!
- 施工ミスや手抜きを見つけるのが困難!
- 建売住宅は似た外観の家が多い!
- 建売住宅はオプション工事が発生することも!
- 建売住宅は注文住宅よりも下にみられがち!
- 建売住宅は品質が低い!
このようなことがあげられました。
ただ、こうした建売住宅のデメリットが気になる方もいれば、
「私はそんなに気にならないかも!」という考えの方もいらっしゃるはず!
きっと誰にでも当てはまるようなデメリットではないのでは?
もし、この中に個人的に気になるデメリットがあったとしても、そこまで重く受け止める必要はありません。
むしろ、そのデメリットを建売住宅を選ぶ際のチェックポイントのひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?
いろいろな建売住宅を見て、気になるデメリットに該当しない建売住宅を探して購入すればいいのですから!
また、建売住宅を検討する際には、デメリットばかりにとらわれずに、メリットにも目をむけてみては?
建売住宅のメリットに関しては、こちらの記事で紹介しています。
よかったら、ごらんくださいね!
私がこの記事を書いたよ!
シバポン 会社員
こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。