建売住宅の寿命と立地条件の関係は?

建売住宅の寿命と立地条件の関係は?
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木造住宅の場合、建売住宅の寿命はおよそ40年〜80年ほどと言われています。

といっても、40年と80年ではその差は2倍!

ひとことに建売住宅の寿命といっても、さまざまな要因が影響してくるため、このような幅が生まれるのです。

こちらでは、建売住宅の寿命に影響する立地条件について掘り下げていきます。

建売住宅の寿命を縮める3つの要因

まず、建売住宅を老朽化させ、寿命を短くする要因として、以下のものが挙げられます。

湿気

まず、建売住宅にとって大敵なのが湿気です。

  • サビ
  • カビ
  • 木材の腐敗
  • シロアリ

の原因になってしまうのです。

塩害

海からの風を潮風というように、空気中に塩分を含んでいます。

塩害は建売住宅での生活に次のような影響を与えます。

  • 家の老朽化を早める
  • 土地の塩分濃度が高くなり、植物が育ちにくくなる
  • 車や屋外の設備(ウッドデッキやカーポートなど)の老朽化が早める

建売住宅はもちろんのこと、土地や車にまで潮風の影響を受けることになるのです。

海沿いの家を見ると、潮風の影響が実感できるのではないでしょうか?

海の近くの家での暮らしは憧れる部分もありますが、

建売住宅の寿命という観点から言うと、冷静に考える必要があるのです・・・

自然災害

ひとことに自然災害といっても

  • 地震
  • 津波
  • 水害
  • 河川の氾濫
  • 竜巻
  • 台風

などさまざまです。

大きな災害では、家が倒壊したり浸水したりして大きな被害が出ることも!

また、一見被害はそれほどでもなくても、地震や台風で家がミシミシなる程度のこともありますよね?

そんなときでも、確実にダメージを受けているもの。

建売住宅の寿命が心配なのであれば、自然災害の心配のない土地を選んだ方がよさそう!

建売住宅の寿命を縮める立地条件

こちらでは、建売住宅の寿命を考慮したうえで避けた方がいい立地条件を見ていきます。

湿気のある土地の立地条件とは?

九州や沖縄をはじめ、そもそも日本は湿度の高い国でもあります。

さらに、湿度が高くなる立地条件として・・・

  • 沼の跡地
  • 田んぼの跡地
  • 埋立地
  • 海の近く
  • 川の近く

が挙げられます。

建売住宅ができる前はどのような土地だったのかをチェックしておくといいですね!

塩害が心配な立地条件とは?

塩害の心配があるのは、海の近くということになります。

海沿いの家でなくとも、海が近くにあることで少なからず海からの潮風の影響はあるため、

建売住宅の寿命という観点では避けた方がいい立地条件だと思われます。

自然災害に遭いやすい立地条件とは?

ひとことに自然災害と言ってもいろいろとあるのですが、

  • 海の近く(津波、強風、高潮)
  • 川の近く(河川の氾濫、浸水)
  • 崖や斜面の近く(土砂崩れ)
  • 地盤の弱い立地(地震による倒壊)
  • 断層の近く(地震による倒壊)
  • 埋立地(液状化現象)
  • ダムや貯水池の近く(河川の氾濫、浸水)
  • 高台などの風の強い地域(強風)

このような立地条件には注意が必要です。

もし、必要に迫られてそうした立地条件で暮らしていく場合は、その土地にあった条件の家を建てることを考えてみてはいかがでしょうか?

建売住宅の寿命は立地条件次第!?

建売住宅の寿命は家自体の性能もさることながら、立地条件による影響も大きいことを説明してきました。

建売住宅の立地条件をチェックする際は以上のような観点から寿命の長い家を選んでみるのもいいですね!

私がこの記事を書いたよ!

シバポン

シバポン 会社員

こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。

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