マイホーム計画中に
不安になったり、イライラしたり、モヤモヤしたり・・・
そんな不安定な精神状態になることを「マイホームブルー」と呼ばれています。
そのまま放っておくと、
さらに「マイホームブルー」を拗らせてしまって離婚に発展してしまうことも!
マイホームを購入する前後に
離婚するパターンって以外にも多いものなのです・・・
そこで今回は、
「マイホームブルーへの向き合い方で夫婦で気を付けていきたいこと」
について解説していきます。
身近に感じる「新築離婚」のエピソード
マイホームを契約して間もない夫婦が離婚をすることを
ちまたでは「新築離婚」というのだとか!
こちらでは、私自身が見聞きした
「新築離婚」のエピソードを2つお伝えします。
中古住宅を見学すると・・・
これは中古住宅を探していた時期のこと。
まだ築浅なのにもかかわらず、
離婚によって売りに出される家が多いことに驚きました。
「こんなに素敵なマイホームを建てて暮らしているのにどうして?」
と当時は感じていました。
そもそもマイホームは建てるのはもちろん、手放すのだってかなりの労力を要するもの。
希望する価格で売れるとは限りませんし、
無事に売れたとしても、住宅ローンが残ってしまうことだってあるわけです。・・・
そんなリスクを負ってまで
離婚してマイホームを手放すご夫婦の気持ちがマイホームを購入して5年ほど経った今では、わかるような気がするのです・・・
新興住宅地に住んでいるとよく聞く話
私の住んでいるのは200世帯ほどの新興住宅地。
ここ3年でも、「どうやら離婚したらしい・・・」というお話を3軒ほどお聞きしました。
それ以外にも、
どういうわけか築浅の中古住宅として売りに出されている家が今までに3軒ほど・・・
こちらの方は詳しい事情はよく分かりませんが、
家を建ててすぐに離婚するというのはそれなりの事情がありそうです・・・・
「マイホームブルー」が「新築離婚」につながる事情とは?
ここで、「マイホームブルー」が
「新築離婚」につながってしまう事情を
考察していくと・・・
マイホームは大きな決断なだけに・・・
マイホームの購入はとても勇気のいる決断ですよね?
情報収集をしたり、
それをもとによく考えたり、
時には夫婦で話し合ったりしながら大きな決断を重ねていくわけです。
そんな中で、相手と自分の考えの相違に気がついたり、
どちらかが妥協しなければならない場面に出くわしたり・・・
そんな場面でモヤモヤしたり、
ケンカになったりすることが繰り返されるうちにマイホームブルーになってしまうのです。
夫婦の価値観の違いが浮き彫りに!
話し合いがうまくいかずにケンカになったり・・・
妥協することが増えてきたり・・・
マイホームブルーになったり・・・
そうしているうちに、だんだんと浮き彫りとなってくるのが夫婦の価値観の違い!
具体的には・・・・
- 好みや考え方の違い
- 思い描く家のイメージの違い
- 思い描く人生設計の相違
- 金銭感覚の違い
などなど。
夫婦間で思い描いていることが
全然違うことに気がつくことになるのです・・・・
マイホーム計画中は相手の本質が見えてくる・・・
さらに夫婦での話し合いを進めていくうちに、
- 意見がぶつかり合ったときのお互いの反応
- どちらかがマイホームブルーに陥っているときのお互いの対応
などを通して、
今まで知らなかった相手の本質に気がつくことも!
といったことが繰り返されるうちに
相手への不信感がどんどん膨らんでいくのです・・・・
価値観の違いや相手への不信感が離婚のきっかけに!
そうして完成した家に住んでいても、どうしてもいやなことばかりに目が向いてしまうもの。
具体的には・・・・
- 外壁は明るい色がよかったのに・・・
- もっと便利なところに住みたかったのに・・・・
というように・・・
話し合いがうまくいかず、お互いが納得せぬままに話を進めてきた結果、
完成するのは不満ばかりの家。
そんな家では、気持ちよく生活できませんよね?
かといって、その不満を相手にぶつけたって
今更どうしようもありません・・・・
しかも毎日一緒に生活する家なわけですから、自分が納得のいかなかった部分から目をそらすことはなかなかできないものなのです。
このままでは、どんどんストレスが溜まっていってしまいます・・・
こんな風にマイホームブルーは加速していき、
「新築離婚」のきっかけになってしまうのです・・・
こんな夫婦は要注意!?
そんな中で、「マイホームブルー」が
「新築離婚」につながってしまいがちなパターンとしては・・・
- 夫婦で意見が合わない
- 妥協点が増える一方・・・
- 話し合う時間が持てない
- 不安が解消されぬまま進んでいく
- どちらかが主導で購入を決める
といったところ。
こうした「マイホームブルー」の兆候を見逃さず、夫婦のコミニュケーションを見直して
「新築離婚」を回避していきたいものです・・・
「マイホームブルー」や「新築離婚」を回避するには?
そんな「マイホームブルー」や
「新築離婚」を回避するためには、夫婦でどのようなことに気をつけていけばいいでしょうか?
お互いが納得のいくまで話し合う!
夫婦間で意見が合わない場面になったときには
どちらかが自分の考えを妥協することになるわけです・・・
だからこそ、お互いが納得のいくまで話し合っておく必要があります。
相手に自分の意見を押し付けたり自分の気持ちを押し隠して妥協したりして
その場では自分なりに気持ちの整理がついていたとしても、実際に暮らし始めたときに、
その部分ばかりにとらわれてしまい、不満が蓄積していってしまうことに!
そうなると、
その不満が爆発してしまうのは時間の問題!
そんな風にならないためにも、しっかりとお互いが納得のいくまで話し合うというのは
非常に大切なことなのです。
ゼッタイに嫌なことだけは妥協しない!
「このキッチンにしたい!」
「外観は明るい雰囲気にしたい!」
などなど・・・・
マイホームを計画するにあたり、「こんな風にしたい!」という前向きな思いは
たくさん出てくるもの。
ですが、夫婦間で大事になってくるのは、
- これだけは嫌だ!
- どうしても受け入れられない!
というネガティブな部分だったりするものなのです。
相手が「絶対に嫌だ!」というところで
自分の意見を押し通すのは得策ではありません。
なぜなら、実際に生活する中で
「だから嫌だといったのに・・・」
ということになる可能性が極めて高いからです・・・
なので自分の考えをまとめるときには
「これだけは嫌だ!」
「どうしても受け入れられない!」
という部分についても整理して相手に伝え、早い段階で共有しておくといいでしょう!
そして、お互いに「絶対に嫌だ!」という部分だけは避けながら、家づくりを進めていくのです。
入居後に後悔したり、マイホームブルーをこじらせてしまったりする場面を
減らすことができるのではないでしょうか?
話し合う時間が持てないときこそ中断する勇気を!
マイホーム計画を進める中で、なかなか思うように進まない時期も!
仕事やプライベートが忙しく
話し合う時間が持てないときには、しばらくの間マイホーム計画を
中断する勇気も必要です。
- 期限内でないと補助金がもらえない・・・・
- 年齢的にも早く契約したい・・・・
- 子どもの進学・進級に合わせて入居したい
- 増税前に契約したい・・・
- 他の人に取られる前に契約したい・・・
などなど・・・
マイホーム計画を進めるにあたって焦ってしまうような場面は数知れず・・・
ですが、夫婦での話し合いがうまくいかないことには、せっかくのマイホーム計画もうまくいくわけがありませんよね?
「マイホームを購入するタイミングはいつがいいか?」
という話題についてはよく議論されますが、
個人的には、
「夫婦ともに前向きな気持ちで話し合える時期がベストなタイミングなのではないか?」
というように感じています。
不安なことは早めに解消する!
「住宅ローンを支払っていけるか心配・・・」
「この立地条件で生活していけるか不安・・・」
などなど・・・
マイホームを計画する中で分からないことばかりで不安になり、マイホームブルーになってしまうのは
よくある話。
だからといって、
不安なことをそのままにしておくのはとても危険なことなので、気を付けておく必要があるのです・・・
不安が解消されぬままに
どんどんと話が進んでいくことになれば、その不安が後悔へと変わっていくことに!
そんな風にならないためにも
マイホームブルーが少しでも軽減できるように、まずは夫婦で不安に感じていることを共有することから
はじめていきましょう。
その不安を解消するために、情報収集をしたり話し合ったりすることで、夫婦のきずなも強いものになるはず!
共同作業にしてお互いを尊重しながら一緒に行動すれば
家族という大きな家が建っていますよ。
そのおまけに新しいお家がついてくるだけですね。
不安なことを解消したうえで
次の段階へ進むようにすることで、
「マイホームブルーになった方の気持ちが置いてきぼり・・・」
なんていうことにもならず、2人で前向きな気持ちで
マイホーム計画を進めていけるようになるはずです!
どちらかがメインになる場合は相手の話をよく聞く!
マイホーム計画を進めていくうちに、
夫と妻のどちらかがメインとなって担当者とやりとりするようになることも!
そんなときこそ、
意思疎通が大事になってくるのです!
メインになる方は、
相手の気持ちを理解するように努め、そうでない方は、相手に自分の気持ちを伝えるように意識することが
重要となってきます。
お互いに意思疎通を心がけることで話し合いの機会も増えていくはず!
それが、のちのち、「こんなはずじゃなかった!」という事態を
避けることにつながっていくのです。
マイホームブルーのサインを見逃さないで!
「マイホームブルーをこじさせて新築離婚!」
なんてことにならないためには、相手のマイホームブルーにいち早く気づき、
夫婦で解消していくことが大事!
夫婦でお互いのことを思いやりながら
楽しく前向きな気持ちでマイホーム計画を進めていきたいものです。
最後に、マイホームブルーについての
エピソードや考察はこちらの記事にまとめています。
よかったらご覧くださいね!
私がこの記事を書いたよ!
シバポン 会社員
こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。