今回は増税後でもお得に購入できた経験談、一つの物語として今後の増税時の参考として残そうとして執筆しています。
今後もヨーロッパのように、消費税が数十%まで上がっていくことは容易に想像できますよね。
我が家は消費税が8パーセントになった1年後に建売住宅を購入しました!
続いての出来事は2019年10月から消費税が10パーセントになります。
マイホームを検討している方にとって、消費税増税はちょっと焦ってしまうような出来事なのではないでしょうか?
というのも、どうしても「大きな買い物をするなら増税前に!」と思ってしまいがちですよね?
ですが、住宅購入に関してはちょっと冷静になった方がいいかもしれません。
というのも、増税後にお得な制度が施行されることがあるんです!
私たちもこうした制度を利用することで、かなりお得に建売住宅を購入することができました!
そこで今回は、我が家が消費税増税後であったのにもかかわらず、おトクに建売住宅を購入できた理由を紹介します!
増税前からハウスメーカー側が動いていたから!
ちなみに、我が家の建売住宅の購入までのスケジュールをまとめると・・・
-建売住宅 購入までのスケジュール –
2014年4月 消費税増税
2014年6月 建売住宅 着工
2014年7月 建売住宅 完成
2015年4月 建売住宅 購入
・・・・という流れになります。
値引きの詳しい詳細はこちらでまとめています⇩
販売価格にかかった消費税は8パーセント
契約前にいただいた見積もりの書類には、本体価格(建物+外構)+消費税(8パーセント)という注意書きが記載されていました。
もちろん契約したのは増税後のことでしたので、それ自体はなにも不思議なことではありません。
こちらとしても、何も違和感はありませんでした。
ですが、ハウスメーカーさんからこのようなお話を聞くことができたのです・・・
施工費用の一部は増税前の税率!
実は消費税増税前から私たちの知らないところで、建売兼モデルハウスを建てる計画は動き出していたのだとか!
現に契約書類に添付された図面の日付が増税前になっていたので間違いありません。
さらにハウスメーカーさんから受けた説明によると
消費税増税を見越して、支払える分は増税前に済ませるようにしていたのだそう!
なので、施工業者さんへの支払いも一部ではありますが、増税前に済ませていたのだとか!
ということは、そこで支払った消費税は5%ということになります。
値引きします!と神の声!
私たちが初めて足を運んだ際、上記のような説明を受けたうえで、増税された3パーセント分は値引きしていただくことができました!
実際に私がお支払いした消費税(8パーセント)が約170万円だったので、単純計算すると・・・
170万円÷8(パーセント)×3(パーセント)=約60万円
という値引き額になります。
もちろん値引き自体も本当にありがたいお話なのですが、こうした事情までお話していただけた誠実さが
ハウスメーカーさんへの信頼にもつながり、私たちも購入を決断することが出来ました。
省エネ住宅エコポイントも受けられた!
一定の省エネ基準をクリアした住宅に対してもらえるポイントなのですが、
私が購入したのは申請期限が終わった後でした。
ただ、ハウスメーカー側が期限内に申請を出してくれていたので、30万円分のポイントを受け取ることができたのです!
いただいたポイントはいくつかの商品に交換できるのですが、我が家はウッドデッキを設置しました。
増税後に購入したから!
我が家が消費税増税後であったのにもかかわらず、おトクに建売住宅を購入できたもうひとつ理由は、建売住宅を購入したのが増税後だったからこそなんです!
というのも、消費税増税に備えて、このようなお得な制度が続々と始まっていたんです。
すまい給付金
この制度は消費税が8パーセントになった2014年4月から始まった制度です。
すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。
住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みであるため、収入が低いほどその効果が小さくなります。
すまい給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、
住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。
増税後に契約したため、我が家も住まい給付金を受け取ることが出来ました!
年収によって給付額が決まるのですが、我が家の年収がちょうどその基準額の前後を行ったり来たり状態だったんです・・・
昨年の年収だったら30万円受け取れたはずなのに、今年の年収がほんの数万程度高かったがために、20万円しか受け取れなかった・・・
というちょっと残念な出来事に見舞われました・・・・
当時は「聞いていた金額と違う!」と思ったのですが、詳しく制度の内容を調べてみてやっと納得!
私たちのように無駄にガッカリせぬよう、みなさまもこちらのサイトを事前にチェックすることをおすすめします!
住宅ローン減税
住宅ローン減税に関しては以前から存在する制度ではありますが、消費税増税のたびに制度が拡充されています。
※1 11年目~13年目は、以下の①②のうちいずれか少ない方の金額が3年間に渡り所得税の額等から控除される。
- ①住宅ローン残高又は住宅の取得対価(上限4,000万円※4-2)のうちいずれか少ない方の金額の1%
- ②建物の取得価格(上限4,000万円※4-2)の2%÷3
※2 平成26年4月以降でも経過措置により5%の消費税率が適用される場合や消費税が非課税とされている中古住宅の個人間売買などは平成26年3月までの措置を適用。
※3 消費税率10%が適用される住宅の取得をした場合。
※4 新築・未使用の長期優良住宅、低炭素住宅の場合はそれぞれ3,000万円(※4-1)、5,000万円(※4-2)。
なみに我が家が購入したのは平成27年4月だったので、10年間控除が受けられます!
ちなみに我が家が購入したのは平成27年4月だったので、10年間控除が受けられます!
詳しくはこちらでシュミレーションできますので、ぜひ!
増税前と増税後のメリットをいいとこ取り!
このようにして我が家は、消費税増税前の価格で購入できたうえ、増税前の制度も増税後の新制度を利用することができたのです!
まさに増税前と増税後のメリットをおいしいトコ取りできたような気分でした。
特に増税後から1年も経っていたので、今さら消費税分の値引きまでしてもらえるとは予想外でした。
結果的に、建売住宅ならではの裏技を使ってこのようなお得な買い方をすることができたのです。
契約後でも消費税はかかる!
ただ、引っ越し費用はもちろん入居後の物干し竿やエアコンなどの設置費用には増税後の消費税がかかりました。
あとは、庭に設置した物置や園芸用品もあれこれ揃えたので、その費用はもちろん消費税もかかりました。
そこら辺を考えると、やはり増税前に買いたかったなぁという後悔は多少はありますね・・・
ただ、増税後なのに住宅自体の消費税が増税前の額で済んだことを考えると、やはり得した気分の方が大きいかな?といった心境です。
増税後でも大丈夫!
というよりも、これだけの制度があるのであれば、あまり増税前とか増税後とか購入時期を意識しなくてもいいのでは?という印象。
もし、増税前に家が買えなくても、そこで諦めてしまったり、増税前に焦って買って失敗してしまったりしてはもったいない!!
個人的にはそんな風に思っています。
土地や家との出会いは運だったり縁だったりする部分もが大きいもの。
それだけに、これから建売住宅の購入を考えている方には、
あまり購入のタイミングにばかりとらわれずに、どうかその出会いを大切にしてほしいなぁと思っています。
私がこの記事を書いたよ!
シバポン 会社員
こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。