あなたは「マイホームブルー」という言葉をご存じですか?
マイホームの計画を進める過程で
情緒不安定な精神状態に陥ってしまうことを
SNSやブログで「マイホームブルー」と呼ばれているんです。
私自身がマイホームを購入したのは
5年ほど前のこと。
ですが、当時を振り返ってみると、確かにそんな情緒不安定な時期もありました!
ということで、今回は、私自身がマイホームを計画する過程で、
マイホームブルーになった原因を振り返ってブログにまとめてみました。
- 1. マイホームブルーになった背景
- 2. マイホームブルーの原因
- 2-1. 「家を買う」ということ自体に不安が・・・
- 2-2. 金額の大きさに対する恐怖・・・
- 2-3. 資金の見通しが立たなくてモヤモヤ・・・
- 2-4. 完成した間取り図からイメージがわかなくてモヤモヤ・・・
- 2-5. 理想と現実の壁を感じてモヤモヤ・・・
- 2-6. 夫との意見が合わずにモヤモヤ・・・
- 2-7. 夫の考えていることがよく分からずモヤモヤ・・・
- 2-8. マイホームどころじゃなくなって一時中断
- 2-9. 住宅ローンを返していけるかという不安
- 2-10. 先に申し込みが入って後悔・・・
- 2-11. 忙しすぎてイライラ・・・
- 2-12. 自分たちの決断に自信が持てない・・・
- 2-13. 相談できる人がいなくて不安に・・・
- 2-14. 人と比べて落ち込んでしまう・・・
- 2-15. 欠点ばかりに目が行ってしまう
- 3. マイホームブルーをどう乗り越える?
マイホームブルーになった背景
私たち夫婦がマイホームを検討し始めてから
実際に建売住宅を購入するまでにかかった期間は約2年ほど。
当初は注文住宅を計画していて諦めたり・・・
申し込み(仮契約)をしていた建売住宅をキャンセルしたり・・・
いろいろなことがありました。
また、マイホーム計画と同時進行で
- 転職
- 結婚
- 引っ越し
- 妊娠
- 出産
- 引っ越し
といったように、
さまざまな節目を迎えていた時期でもありました。
マイホームブルーの原因
そんな中で
私がマイホームブルーに陥ることになった原因を時系列でブログとしてまとめてみました。
「家を買う」ということ自体に不安が・・・
元々、夫の希望から始まったマイホーム計画だったので、
私自身はどちらかというとはじめは消極的でした・・・
それだけに、
まず、「家を買う」ということ自体に漠然とした不安がありました。
というのも、私自身、元々身軽でいたいタイプというか、
「住んでみて何かあれば引っ越せばいいや!」という楽観的な考えの人間なんです。
それだけに、
「家を持つ」ということによって、行動が縛られるというか、非常に重たく感じていました。
具体的には・・・
- 家を買ってしまったらずっとその地域に住み続けることになる・・・
- ご近所さんとうまくやっていけるかどうかが心配・・・
- この地域で子育てや仕事をしていけるかどうかが不安・・・
という風に感じていましたし、
「家を買ってしまってはもう簡単には引っ越せないなぁ」
というプレッシャーも感じていました・・・
こうして振り返ってみると、
出だしから「マイホームブルー」だったように感じています。
大きな決断なので、一気には進めずに数年かけて外堀を埋めていってましたが不十分だったようですね。
面目ない・・・
世の旦那サンたちの参考にしていただけたら良い方向に向かうかもしれませんね。
特に旦那さん一人の収入が全ての場合は、家族の幸せに頑張りすぎる傾向になり、疲労で周りへの気配りが疎かになるので注意したいですね。
金額の大きさに対する恐怖・・・
次に降りかかってきたのは、お金のこと。
数千万円という初めて見る大きな金額に「これだけの金額を払っていけるのだろうか?」と
ビビりまくりでした・・・
資金の見通しが立たなくてモヤモヤ・・・
家を買うだけでこんなに高いのに
提示された金額の他にも
- 諸費用
- 引っ越し費用
- 家具・家電費用
- オプション費用
などなど・・・
さらに金額が膨らんでいくことを知ってますます怖くなっていきました。
さらに注文住宅の場合は、申し込み(仮契約)の段階で費用の見通しが立ちにくいんですよね?
「本当にこのまま進めても大丈夫なの?」
という不安が常に付きまといました・・・
結局その不安がぬぐい切れずに
注文住宅の計画は、
間取りと見積もり出してもらった段階で白紙に戻すことになりました。
完成した間取り図からイメージがわかなくてモヤモヤ・・・
注文住宅を検討する過程で
間取りの図面を見せていただいたときにイマイチイメージがわきにくかったというのも
「マイホームブルー」の理由のひとつ。
「これでは絶対にじぶんたちが
思い描いたとおりの家は完成しないだろうなぁ」
という嫌な予感しかしませんでした。
理想と現実の壁を感じてモヤモヤ・・・
こちらの希望を伝え、間取りが仕上がるにつれて、
「これでは予算内に収まりそうにないなぁ」
ということが
分かってきてなんだかがっかり・・・
「自分たちの予算では理想通りの家は完成しないだろう」
という理想と現実のギャップに悩まされることとなりました。
なにより、ハウスメーカー側は平気で予算オーバーはよくあることなど無責任な態度
軽々しく予算を無視させようとするやり方には怒りすら感じました。
夫との意見が合わずにモヤモヤ・・・
さらにマイホームを検討する段階で分かってきたのは、
夫婦の好みや考え方の違い!
私が思い描いている理想の家は
夫が思い描いている家とは全然違うということに気付かされました。
しかも、どちらもインテリアが好きな
こだわりの強い夫婦なだけに、話し合うのは大変なことになりそうだと感じました。
そして話し合いを重ねるにつれ、
お互いが妥協しあうことになった結果として、きっと私にとっても夫にとっても理想の家が完成することはないだろう
という考えに至るようになりました。
「新築離婚」とか「マイホーム離婚」とかいう言葉を
聞いたことがありますが、
他人事ではないなぁと感じた出来事でした。
夫の考えていることがよく分からずモヤモヤ・・・
さらに戸惑ったのは、
夫が営業さんに話していたことと
私に話してくれることが全然違うということ。
「この間は営業さんとあんなふうに言ってたじゃん!」
みたいなことが多くて内心戸惑いました。
そこで会話がかみ合わなかったり、夫の本心がよくわからなかったりすることで私の不安やモヤモヤが増長されていきました・・・
買わせようとする営業さんばかりなのでウンザリしてるなか
信頼できない営業さんとは適当な話で終わらせてたのがダメだったようですね。
やっぱり、夫婦の意思疎通の場はたまに作っておくべきですね。
マイホームどころじゃなくなって一時中断
そんなこんなで
不安になったり、モヤモヤしたり、イライラしたり・・・
精神的にも疲れてきちゃって
マイホーム計画を中断することもたびたびありました。
そのたびに
「私たちにはマイホームは無理なのかなぁ」
と感じるようになっていきました・・・
住宅ローンを返していけるかという不安
マイホームブルーの理由の中でも
最も大きかったのが住宅ローンに関すること。
- 月々どのくらいなら余裕をもって支払うことができるのか?
- 本当に自分たちに繰り上げ返済をしていく余裕はあるのか?
- 変動金利と固定金利 どちらにするべきか?
- 今後、金利はどうなっていくのか?
- 住宅ローン破産がとにかく怖い!
- 今の収入以上を果たしてキープできるのか?
などなど・・・
先々のことはだれにも分からないだけに
本当に不安でした・・・
5年経った今でも、
住宅ローンに関してはやはり不安があるため、夫婦でよく話し合うようにしています。
この不安は私にも怖いぐらいあります。
私の収入が途絶えたら収入がゼロになるので怖いですね。
先に申し込みが入って後悔・・・
「素敵な家だなぁ」と検討していた建売住宅を
他の人が一足先に申し込みをしたことで自分たちが契約するチャンスを逃してしまったことも!
出遅れてしまったことに
「もう少し早く足を運んでいれば・・・」と後悔しました。
その後、他の建売住宅を見学しても「やっぱりこの前の家の方がよかったなぁ」と感じることも多く、
しばらくの間、未練が残っている状態が続きました。
忙しすぎてイライラ・・・
結婚、転職、妊娠、出産、新生児育児、
初めての子育て、2回の引っ越し・・・
というように、何かと変化の多かった私生活と同時進行でマイホーム計画も進行していたため、なにかと慌ただしい2年間でした。
そのため、精神的にも余裕がなかったというのも
マイホームブルーの大きな原因ではないかと!
特に結婚や出産、引っ越しなどは
精神的に負担がかかり、うつになりやすい要因ともいわれています。
このように、マイホーム以外のいろいろな要因が重なっての
マイホームブルーだったのではないかと
個人的には感じています。
自分たちの決断に自信が持てない・・・
マイホームの購入は私たちにとって大きな決断でした。
それだけに、いざ間取りが出来上がっても、完成前の建売住宅の仮契約をしたあとでも、「本当にこのまま契約をしてもいいのか?」と
思い悩んで決断を下すことができずに、どちらの計画もキャンセルする結果となりました。
相談できる人がいなくて不安に・・・
さらにマイホームを持つことについて
相談する人がいなかったことも
マイホームブルーの一員だったのかもしれません・・・
私の交友関係の中でまだ家を建てた人がいなかったというのもありますし、
お金が絡む話でもありますから相談しにくくて・・・
もちろんハウスメーカーさんや銀行の担当者さんとは話し合いを重ねてきましたが、本当に信頼できるかというと、私には難しかったです。
人と比べて落ち込んでしまう・・・
SNSで素敵なおうちを見て
羨ましくなったり・・・
大手で注文住宅を建てる予定の友人に対して劣等感を感じてしまったり・・・
まさに、マイホームブルー!
振り返ってみるとそんなこともありました。
欠点ばかりに目が行ってしまう
いざ、契約が見えてくると、
「リビング階段が寒くないか気になる・・・」
「収納はこれで足りるのだろうか・・・」
「こんな急な坂の上なのに
通勤用の車1台で子育てできるんだろうか・・・」
そんな風に欠点ばかりが目につくようになっていきました。
マイホームブルーをどう乗り越える?
そんなマイホームブルーを乗り越えて、
最終的に新興住宅地に建てられたモデルハウスを建売住宅として購入することになりました。
具体的には・・・
- 不安なことについて情報収集をする
- 不安なことはその都度相手に伝えて話し合い、解消する
- どちらかの気が進まない場合は別の方法を探す
- 余裕のない時には計画を中断する
- 入ってくる情報をコントロールする
- SNSの使い方を見なおす
- 自分の家の欠点と向き合い、解消する方法を考える
- 焦らずにマイペースに計画を進める
- 選択肢を広げて検討する
- 相手のペースに流されない
- 家計を見直す
といったことを心がけながら
マイホームブルーを乗り越えてきました。
あのときマイホーム計画を進める中で
ひとつひとつのマイホームブルーの原因と向き合うようにしてきたからこそ
今の穏やかな生活があるのだと感じています。
私がこの記事を書いたよ!
シバポン 会社員
こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。