
マイホーム計画中に思い悩むあまり、不安になったり、モヤモヤしたり・・・・
そんな不安定な精神状態に陥ってしまうことを
巷では「マイホームブルー」と呼ばれています・・・
マイホームブルーになってしまう理由は人によってさまざま。
特に夫婦で家づくりをしていると、なかなか相手の気持ちが分からずにとまどってしまうことだってありますよね?
そこで今回は、マイホームを購入して5年経った今だから聞ける
「夫がマイホームブルーになってしまった理由」
について掘り下げていきたいと思います・・・
一般的なマイホームブルーの理由とは?

一般的なマイホームブルーの要因として
ブログやSNSでよく語られるのは・・・
- 住宅ローンが返せるか不安
- 間取りや立地のデメリットに対するモヤモヤ
- 夫婦で意見が合わないことへのモヤモヤ
- 自分の決断に自信が持てず・・・
- 人の家と比べて感じる劣等感・・・
- やっぱりああすればよかったという後悔・・・
などが挙げられます。
さて、うちの夫のマイホームブルーはというと・・・
夫のマイホームブルーの理由は?
マイホームを購入することに対して非常に前向きで、結婚が決まる前から住宅展示場に足を運んでいた夫。
住宅ローンに関しても、特に大きな不安はなかったのだそうです・・・
それなりに頑張ってきたので、一人でいるときに不安を感じた事は少なかったです。
しかし不安要素が増えてくると・・・
そんなポジティブな夫でも、マイホームブルーになった最も大きな理由は
次のような葛藤からくるものだったようです・・・
家賃程度で買える家にしたい!
当時払っていた家賃は、駐車場込みで月8万円ほど!
夫婦ともに通勤しやすいことを考慮して相場よりもそこそこお高めのところに住んでいました。
これだけの金額を毎月家賃として払っていくのであれば、早く自分の家を持ちたい!
というのが、結婚後にマイホームを考えることとなった
大きなきっかけとなりました。
できるだけ安く抑えたい!
住宅ローンは「借りれる金額」と「返せる金額」は違う!
ということを胸に刻みつつ、
「住宅ローン破産にならないためにも、
マイホーム費用はできるだけ安くおさえたいよね?」
というのが当初からの夫婦の共通認識でした。
当初は注文住宅も検討していましたが、
やっぱり予算の見通しが立ちやすい建売住宅にしよう!
基本的に私の収入がほとんどなので冒険はしたくなかったのが本音
という結論になりました・・・
家賃程度で買える家は品質もその程度!
ローコストの建売住宅を見ていく中で
家賃程度で買える家は、品質も賃貸のアパート程度なのか・・・
ということに気がついた夫。
たくさんの建売住宅を見てきましたが、やはり賃貸レベルの品質に関してはなかなか受け入れられなかったようです・・・
車1台分の価格UPで品質がかなり良くなる!
たくさんの物件に足を運ぶうちに、注文住宅を手掛ける大手のハウスメーカーさんが新興住宅地内に造ったモデルハウスを見る機会がありました。
その際にハウスメーカーの標準品質とモデルハウスの販売価格とを見聞きしてきて実感したのは、
たった車1台分ほど価格が上がっただけで、
家の品質がこんなによくなるのか!!
ということでした・・・
家賃程度で買える家だと後悔しそう!
さらに、建売住宅を検討していく中で、
- ローコストの建売住宅
- ハウスメーカーのモデルハウス
のふたつを比較していくうちに、
住宅ローンを安く抑えるために、たった車1台分の価格で妥協して
ローコストの建売住宅を購入するのは、あとで後悔してしまうのではないか?
という風に感じるようになったのだとか!
それからは、「ハウスメーカーのモデルハウスを建売住宅として購入する」という新たな方向性を模索するようになりました。
低価格と高品質 どちらを取るかという葛藤・・・
最終的に、
- ローコストの建売住宅で低価格に抑えるか?
- 車1台分高くても、ハウスメーカーのモデルハウスにするべきか?
という部分が夫にとって一番悩んだところ。
この決断を下すところで、今まで前向きだった夫がはじめて「マイホームブルー」というものを
味わうこととなったのでした・・・
まあ・・・それだけではないんですけどね。
独身の時とは違い仕事が順風満帆で突き進んでいけない状態になって昇進昇給にも響いてきたなど数多くの不安要素が増えてるのも要因の一つです。
妻から見た夫のマイホームブルーとは?

そんな夫のマイホームブルーを
妻として間近で見てきて感じたのは・・・
妻から見たマイホームブルーの夫の様子
妻から見た様子は…
- 何を考えているのか分からない・・・
- 黙り込んでどうしたんだろう・・・・
- 結局夫は、家を買う決断はできないんじゃないだろうか?
- このマイホーム計画はいつまで続くんだろうか・・・
といったところ。
とにかく無口になるものだから、
何を考えているのかわからず・・・
たくさんの家を見てきても、
なかなか契約しようとしない夫の姿に、「本当に決断できるんだろうか?」
と感じていました。
そんなゴールの見えないマイホーム計画にモヤモヤすることもありました・・・
夫のマイホームブルーに対する妻の対応
妻としても、そんな夫の言動に
いろいろと思うところはありましたが、
- 嫌なことは主張する!
- 夫の考えていることを理解できるよう働きかける!
- 急かさずにじっくり考えられるようにする!
というスタンスでマイホームブルーの夫と向き合ってきました。
嫌なことだけはしっかりと主張する!
当初は夫婦でセンスや好みが合わなさ過ぎて、夫の提案に「ぎょっ!」とすることもありました。
ですが、衝突を繰り返すうちに、
「ふたりで家づくりをするのだから、思い通りにならないことがあったって当然だ」
と思いなおすことに・・・
最終的には、よっぽど譲れない点だけはこちらも主張するとして、それ以外は夫に判断をゆだねるスタンスでマイホーム計画を進めていきました。
そんな夫はというと、重要な決断を任されただけに、しっかりと情報収集をしていましたし、
こちらの顔色もこれまで以上によく見ていた印象。
妻である私の主張もすんなりと受け入れてくれました。
そんな風に気遣ってくれていただけに、
あれこれ思い悩んだ末、夫が「マイホームブルー」になってしまったところもあったのかもしれません。
まあ、基本的に妻はマンション派だったので大きな認識の違いがあって当然でしたし、時間をかけるのは当然ですよね。
分からないときは素直に聞く!
あとは、夫が何を考えているのか分からないときは、
ひとりで想像してモヤモヤする前に素直に聞いてみるようになりました。
夫の考えや悩んでいることを理解しつつ、
夫の考えに特に肯定も否定もせず、聞き出していきました。
急かさずにじっくりと考えられるように!
ただ、悩みに悩んだ末、
夫から意見を求められた時には、
「そんなに迷うくらいだったら今回は見送ってもいいんじゃない?」
くらいなことは言ったかな?
「妥協したり焦ったりする必要はないんだよ!」
というスタンスで伝えたつもりです・・・
夫のマイホームブルーを乗り越えて・・・

そんなことを2年間繰り返しているうちに
ようやく夫婦ともに
しっくりとくるモデルハウスに出会うことができました。
そこからは、今までのマイホームブルーやマイホーム計画の停滞ぶりが嘘だったかのように
とんとん拍子で契約や引き渡しを終えることができました。
時間はかかりましたが、
あのときマイホームブルーを乗り越えて納得のいく決断をすることができて本当によかったと心からそう思っています。
夫のマイホームブルーで得た教訓
ここで、夫のマイホームブルーを体験して
学んだことをまとめると・・・
- マイホームブルーになる理由は夫婦それぞれで異なる!
- 夫婦とはいえ、考えていることは聞いてみないと分からない!
- 家賃程度で買える家は品質もその程度!
- 車1台分くらいの価格差で品質も良くなる!
- 悩むくらいなら仕切りなおそう!
- 急かさずじっくり進めていこう!
- 2人での共同作業だから、思い通りにならないことだってある!
- どうしてもいやなことは主張しよう!
- 相手にとってどうしても嫌なことは避けよう!
といったところ!
マイホームブルーに直面している方の参考になれば幸いです!
一つ旦那側のポイントとして
男は基本的に一つの事に対しては不安になることは少ないです。
複数の不安が重なった場合に弱いので
そこは覚えておいた方がいいかも!
最後に、私自身のマイホームブルーについての記事はこちら!
よかったらご覧くださいね!
私がこの記事を書いたよ!

シバポン 会社員
こんにちはシバポンです!このブログでは10年間、アパートや実家に現在の我が家で雑草対策で庭で「人工芝」と「防草シート」を敷いてきた経験を記事にしています。同じく雑草対策で人工芝や防草シートを考えてる方にリアルな感想が伝わればうれしいです。【HN】:シバポン【性格】:穏やかで優しい性格だとよく言われるサラリーマンで2児のパパ!大学は情報工学でシステムエンジニアの経験からブログを立ち上げています。