少年野球の監督・コーチこそ挨拶を|「ありがとう」を返せる人が信頼される理由

少年野球の監督・コーチにとって、挨拶は子どもに教えるだけのものではありません。
保護者との関係でも、自分から挨拶すること、感謝されたら感謝を返すこと。

たったそれだけで、信頼される人と「あの人ちょっとな……」と思われる人は、けっこう分かれます。

で、面白いのがここからです。

「挨拶は基本だぞ!」

子どもには、まあまあ大きな声で言う。

ところが朝、保護者が、「おはようございます」と声をかけると、

「……どうも」

で終わる。

ところが監督や、自分より立場が上の人が来た瞬間、

「おはようございます!!」

あるじゃん。ちゃんとした挨拶(笑)。

さっきまで省エネモードだった声帯、急にフル稼働です。

こうなると、挨拶が苦手なんじゃない。
挨拶する相手をちゃんと選んでるだけじゃない?と思ってしまうんですよね。

さらに試合が終われば、保護者から、「今日もありがとうございました」と言われる。

毎週言われる。

そのうち、「はい、お疲れさまでした」で受け取るだけになる。

……いや、いつから“ありがとうを受け取る係”になったんですか(笑)。

朝から送迎して、当番して、道具を運んで、グラウンドの準備までしてくれている保護者に言われたなら、

「こちらこそ、ありがとうございました」

でいいはずなんです。

監督になったから偉くなったわけじゃない。
コーチの帽子をかぶったから、急に身分が上がったわけでもない。

役職はついた。でも爵位はもらってない。

それなのに、子どもには礼儀を求める。

この矛盾、僕はけっこう気になります。

今回は、少年野球の監督・コーチの**挨拶と「ありがとう」**について。
難しい指導論じゃありません。

パパコーチ

むしろ、**野球を教える前に、大人の自分はどうなんだ?**という話です。

目次

「挨拶しろ」と言う前に、監督・コーチは自分からしてる?

挨拶できない監督コーチ

「挨拶は基本だぞ!」

子どもには、まあまあ大きな声で言うんです。

ところが朝、保護者が、

「おはようございます」

と声をかけても、

「……どうも」

で終わる。

で、そこへ監督や、自分より立場が上の人が来た瞬間、

「おはようございます!!」

パパコーチ

あるじゃん、ちゃんとした挨拶(笑)。

さっきまで省エネだった声帯、急にフル稼働です。

こういう場面を何度か見ていると、挨拶が苦手なんじゃなくて、**挨拶する相手を選んでるだけじゃない?**と思ってしまうんですよね。

もちろん、一回返事が薄かったくらいで何か言うつもりはありません。忙しい日もあるし、聞こえなかっただけかもしれない。

でも、毎回となると話は別です。

子どもには厳しいのに、挨拶する相手を選んでない?

仲のいい保護者には自分から話しかける。

監督やチーム内で立場のある人には、きっちり挨拶する。

でも、普段あまり話さない保護者には、目が合ってもほぼ何もない。

これを見ると、

挨拶を大事にしてるんじゃなくて、関係を大事にしたい相手にだけ挨拶してない?

って思うんです。

しかも、こういう人に限って子どもが挨拶しないと、

「声が小さい!」

「ちゃんと目を見て挨拶しろ!」

と、なかなか細かい(笑)。

いや、その指導を否定するつもりはないんです。

子どもに礼儀を教えるのは大事です。

ただ、その横で保護者への挨拶が雑だと、

そのルール、大人には適用されないんですか?

となる。

少年野球って、子どもだけを見ていれば回る場所じゃありません。

送迎してくれる人がいて、当番をしてくれる人がいて、試合の準備を手伝ってくれる人がいる。

その人たちに対して、自分から「おはようございます」と言う。

たったそれだけなんですけどね。

でも僕は、野球の知識より先に、こういう普通のことを普通にできる人かどうかを見てしまいます。

「いつもありがとうございます」に慣れてない?

試合が終わると、保護者の方から、

「今日もありがとうございました」って言われます。

最初の頃は、「いえいえ、こちらこそありがとうございます」って返してたはずなんです。

たぶん(笑)

でも、これが毎週続くと、「はい、お疲れさまでした」で終わるようになる。

さらに慣れてくると、軽く会釈だけ。

そのうち、言われるのが普通になってくる。

……いや、いつから“ありがとうを受け取る係”になったんですか(笑)。

いつから“ありがとうを受け取る係”になったんですか(笑)

少年野球って、監督とコーチだけで回ってるわけじゃないんですよね。

送迎する人がいる。
当番する人がいる。
道具を運ぶ人がいる。
試合の準備を手伝う人もいる。

こっちがノック打ってる間に、保護者は保護者で普通に働いてるんです。

しかも、タダで(笑)。

なのに毎週、

「ありがとうございました」

って言われ続けてると、たまにいるんですよ。

自分が“感謝される側の人間”だと、設定を書き換え始める人が。

監督だから。

コーチだから。

長くやってるから。

……で?

って話なんですよね。

肩書きがついた。

責任も増えた。

でも、それって別に身分が上がったわけじゃない

ここ、たまに混ざる人がいるんです。

役割と立場が。

そして一度そこが混ざると、

挨拶は雑になる。
ありがとうは返さなくなる。
保護者への態度も、なんとなく上からになる。

本人はたぶん気づいてない。

むしろ、

「自分はちゃんとやってる」

くらいに思ってる。

そこがまた厄介なんですけどね(笑)。

僕は別に、毎回深々と頭を下げろって言ってるわけじゃないんです。

ただ、

「いつもありがとうございます」

って言われたら、

「こちらこそ、ありがとうございます」

それでいい。

それすら返せなくなったときは、

ちょっとだけ、

“自分、偉くなったつもりになってないかな”

くらいは疑ってみてもいいと思うんです。

パパコーチ

比べたら簡単に分かるんですが、あいさつやお礼を素直に言える人は経験が豊富で頭がいい。
逆にまともに出来ない人は薄っぺらいですよね。
子供の時から自分の楽しい事と都合の良い事しか、してこななかったのかなっと思っちゃう。
こーゆー人片付けも、大変な事もしません。楽しい事しかしない(笑)
上手く回せないのがバレるからなのか、プライドなのか?どう思います?

問題が続く監督・コーチって、こういうところが雑だったりする

これ、僕の中ではわりと共通してるんですよね。

何か大きな事件を起こす前から、小さいところが雑なんです。

挨拶をしない。
「ありがとう」を返さない。
人の話を最後まで聞かない。
自分の機嫌が、そのまま態度に出る。

ひとつひとつだけ見れば、別に大したことじゃないです。

「まあ、そういう人もいるよね」で終わる。

でも、これが積み重なると不思議なくらい、あとで人間関係の問題につながっていく。

「あの保護者は協力的じゃない」

「あのコーチは分かってない」

「あいつは挨拶もしない」

……いや、ちょっと待って。

パパコーチ

その評価、人に向ける前に一回自分にも当ててみようか(笑)。

野球以前の“小さいこと”に人柄は出る

僕がこれまで見てきた中でも、周りと揉める監督やコーチって、野球の知識がないわけじゃないんです。

むしろ詳しい人もいる。

ノックも上手い。
作戦も知ってる。
子どもに教えることもできる。

なのに、人が離れていく。

なんでかなと思って見てると、結局こういうところだったりするんですよね。

パパコーチ

挨拶されても返さない。
保護者が手伝っても当たり前。
何かうまくいかなければ、まず他人のせい。

初心者ママ

こんな人がいる事が驚きなんです。

パパコーチ

普段はこんな人とは関わらないし、交流だってしませんからビックリしますよね。
普段はしっかりしてる人ほど話すことすらない人達ですから。

野球以前のところで、少しずつ信用を使い切ってる。

本人からすると、一個一個は小さいことなんだと思います。

でも、周りからすると、その小さいことを毎週見てるんです。

だからある日突然嫌われるんじゃない。

「なんかこの人、ちょっとな……」

が少しずつ貯まっていく。

で、本人だけが、

「なんで俺だけ悪く言われるんだ?」

ってなる。

……そこまでセットだったりするんですよね(笑)。

監督やコーチって、野球を教えている時間だけ見られてるわけじゃない。

むしろ、練習が始まる前とか、終わったあととか、誰も注目してないようなところ。

そういうどうでもよさそうな瞬間に、その人の普段が出るんだと思います。

結局、あいさつも「ありがとう」も自分からでいい

ここまで書いてきたけど、結局そんなに難しい話じゃないんです。

「あいさつは大事です」
「感謝を忘れないようにしましょう」

……なんて、わざわざ立派に言うほどのことでもない。

自分から、

「おはようございます」

って言う。

何かしてもらったら、

「ありがとうございます」

って言う。

それだけ。

でも、こういう当たり前すぎることほど、立場がつくと急にできなくなる人がいるんですよね。

監督だから。
コーチだから。
自分の方が長くいるから。

そのへんが頭に乗っかると、なぜか普通の一言が重くなる。

いや、そこまで重たい言葉じゃないんですけどね(笑)。

相手を選ばず、全員に

僕はこれが一番大事だと思っています。

仲のいい保護者だけじゃない。

よく手伝ってくれる人だけでもない。

あまり話したことがない人にも、「おはようございます」でいい。

別に、そのあと会話が続かなくてもいいんです。

無理して世間話する必要もない。

挨拶したら、ちゃんと返す。できれば自分からする。

これだけで十分。

むしろ、相手によって急に愛想が変わる方がよっぽど目立ちます。

本人はうまくやってるつもりでも、周りって意外と見てるんですよね。

「あ、この人には話しかけるんだ」

って(笑)。

「こちらこそ、ありがとうございます」を返す

そしてもう一つ。

保護者から、「今日もありがとうございました」と言われたら、

「こちらこそ、ありがとうございます」

これで終わり。

送迎してくれている。
当番してくれている。
チームのために時間を使ってくれている。

だったら、こっちにも「ありがとう」はあるはずなんです。

監督やコーチだけが一方的に何かを与えているわけじゃない。

みんなで子どもたちの野球を回している。

だから、感謝されたら感謝を返す。

たぶん、そのくらいの関係が一番自然なんですよね。

大げさな指導論より、こういうところを普通にできる人の方が、僕は信用できます。

まとめ|子どもに求めるなら、まず大人から

少年野球では、子どもに

「挨拶しろ」

「感謝を忘れるな」

って言う場面、けっこうあります。

それ自体は間違ってないんです。

ただ、その言葉を言っている大人が、保護者には挨拶しない。
「ありがとうございました」と言われても、返さない。
立場がつくほど、なんとなく上からになる。

それじゃ、ちょっと説得力がない。

子どもに求めるなら、まず大人から。

自分から「おはようございます」と言う。
何かしてもらったら「ありがとうございます」と言う。
感謝されたら「こちらこそ」と返す。

難しいことじゃないんですよね。

でも、こういう普通のことを毎回ちゃんとできる人って、結局ちゃんと信頼される。

監督とかコーチとか、その前に一人の大人です。

役職はついても、偉くなったわけじゃない。

そこだけ忘れなければ、たぶん人間関係はそこまでこじれないんじゃないかなと思います。

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