試合や練習の朝、グラウンドへ行くと内野に水たまり。
でも、難しく考える必要はありません。
スコップで水と濡れた土を出す。乾かす場所へ運ぶ。新しい乾いた土を入れる。最後にならす。
基本はこれだけです。
パパコーチは、この作業を一人で何度もやっています。大人数も特別な機械もいりません。スコップ、一輪車、乾いた土、トンボがあればできます。
①水と濡れた土を出す → ②乾かす場所へ捨てる → ③新しい土を運ぶ → ④敷いてならす

水たまり整備は「土の入れ替え」と考えれば簡単
水たまりを見ると、スポンジで吸う、溝を作る、乾くまで待つなど、いろいろな方法が出てきます。
もちろん状況によっては使えます。ただ、少年野球のグラウンドで一部分だけ水がたまっているなら、パパコーチがいつもやる方法はもっと単純です。
水を含んで使えなくなった土を取り除き、雨に濡れていない新しい土と入れ替える。
これが早くて分かりやすい王道です。
水たまりに乾いた土を足せば、早く使えますか?
パパコーチ先に水と水を含んだ土をスコップで除去します。泥の上に土を足すと、泥が増えるだけです(笑)。
図解|パパコーチ式グラウンド整備は4工程
水たまりの水と、水をたっぷり含んだ柔らかい土を一緒にすくう。
一輪車へ載せ、プレーに邪魔にならない乾かす場所へ運ぶ。
ビニールシートで雨から守っていた乾いた土を一輪車で運ぶ。
くぼみへ土を入れ、スコップの背やトンボで周囲と同じ高さにならす。
言葉にしても4つ。現場でやっても4つです。グラウンド整備を難しい専門作業に見せる必要はありません。
手順1|シャベルで水と濡れた土を全部取り出す
まず、水たまりへ乾いた土を入れません。
角スコップを水たまりの端から入れ、水と、水を含んでグチャグチャになった土を一緒にすくいます。そのまま一輪車へ入れてください。
表面の水だけを残しておくと、新しい土を入れてもすぐ泥になります。反対に、必要以上に深く掘る必要もありません。水と一緒に動く柔らかい部分を取り除けば十分です。

濡れた場所へ新しい土を足すのではなく、濡れた土を出してから入れ替える。
手順2|取り出した土を乾かす場所へ運ぶ
一輪車がいっぱいになったら、濡れた土をグラウンドの外や決められた場所へ運びます。
「捨てる」といっても、必ず処分するわけではありません。邪魔にならない場所へ薄く広げて乾かしておけば、状態を見て再利用できることもあります。チームや施設の決まりがある場合は、それに従えばOKです。
水たまりのすぐ横へ山にすると、また雨で流れ戻ります。少し離れた、乾かせる場所まで運びます。
手順3|雨に濡れていない新しい土を運ぶ
次に、乾いた整備用土を一輪車で運びます。
ここで大切なのは「新しい土が乾いていること」。同じ雨に打たれた土を持ってきても、濡れた土から濡れた土へ交代するだけです。
補充用の土は普段からビニールシートやブルーシートで覆い、雨に濡れないように置いておきます。地面へ直接置かず、パレットや板の上へ置けば下からの水分も入りにくくなります。

手順4|新しい土を敷いて、トンボでならす
水と濡れた土を取り出したくぼみへ、新しい乾いた土を入れます。
スコップで少し多めに置き、スコップの背やトンボで周囲と同じ高さへ広げます。最後に軽く踏むか、トンボで押さえて落ち着かせれば完成です。
あとは歩いてみて、足が沈まないか、滑らないかを確認します。ボールを転がして不自然に止まらなければ、かなり整っています。
- 空の一輪車を水たまりの近くへ置く
- 濡れた土を積み、乾かす場所へ運ぶ
- 帰りに乾いた土を積んで戻る
- 土を入れてならす
行きは濡れた土、帰りは乾いた土。一輪車を空で走らせないと早いです。
乾いた土を水たまりへ直接入れると泥が増える
やってはいけないのは、水が残った場所へ乾いた土をドサッと入れることです。
水が消えたように見えますが、土が水を吸って泥へ変わっただけ。足りないと思ってさらに土を入れれば、泥の量が増えます。

濡れた土を出す作業を省略しない。ここさえ守れば、大きく失敗しません。
スポンジやタオルを使うのは、土を取るほどでもない浅い水だけ
うっすら水が浮いているだけなら、スポンジや古いタオルで吸ってバケツへ絞る方法でも大丈夫です。
ただし、水を含んだ土までグチャグチャなら、スポンジで延々と吸うよりスコップで土ごと入れ替えたほうが早い。スポンジは主役ではなく、最後の少量を取る補助道具です。
必要な道具は4つでいい
- 角スコップ:水と濡れた土をすくう
- 一輪車:濡れた土と新しい土を運ぶ
- 乾いた整備用土:取り除いた部分へ入れる
- トンボ:土を敷いて高さをならす
浅い水用にスポンジやバケツがあれば便利ですが、基本の作業はこの4つでできます。
パパコーチの経験|一人でも普通にできる
パパコーチは、水たまりの整備を一人でよくやっています。
水と濡れた土をスコップで一輪車へ載せ、乾かす場所へ運ぶ。帰りに乾いた土を積み、くぼみへ入れてならす。
やる前は大仕事に見えても、始めれば単純な土の入れ替えです。水たまり一つなら、全員を集合させて会議を始めるような話ではありません。
誰か一人がスコップを持てば始まります。二人いれば、一人が掘って一人が運べるので、さらに早い。それだけです。
まとめ|濡れた土を出して、乾いた土を入れる
雨上がりのグラウンド整備は、難しくありません。
- スコップで水と水を含んだ土を取り出す
- 一輪車で乾かす場所へ運ぶ
- 雨に濡れていない新しい土を運ぶ
- くぼみへ敷いてトンボでならす
濡れた土を出して、乾いた土へ入れ替える。
これがパパコーチ式の王道です。スポンジで何度も吸うより早く、水たまりへ土を足して泥を増やす失敗もありません。
※施設ごとに土の種類やルールが異なる場合は、グラウンド管理者の指示を優先してください。


